藤原沙織(伊藤沙莉)は会社から帰宅した週末、非日常の解放感に浸るためバリで買ったすだれとお香をセットしてうたた寝していると、突然すだれを潜(くぐ)って昔の衣装をまとった男(千葉雄大)が現れる。
沙織は不審者と思って警察にも来てもらうが、尋問中、男がイケメンで平安時代の扮装(ふんそう)をしていることから、ふと“光源氏”を思い出し、その名前を口にする。
男はさも自分が光源氏といわんばかりに沙織に抱きつくが…!
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架空の人物であるはずの光源氏が現代にタイムスリップして・・・というかなりぶっとんだ設定ですが、あまり細かいことは気にせずに楽しんでみることができました。光源氏訳の千葉雄大さんもその役柄にとても合っていて、雅で上品な雰囲気を醸し出していました。さおりは突然やってきた光源氏をぶってしまったとはいえちゃんと面倒を見てあげていて、いい子なんだなとしみじみ感じます。もしやさおりは光源氏が愛した誰かの生まれ変わりなんじゃないかと思ってしまいました。
沙織が光源氏を不審者だと思って警察を呼んだ時、「やっぱり、この人を知っています。」と言ってしまいましたが、もし「知らない人です。」と言っていたら、光源氏はどうなっていたんだろうと別のパターンも見てみたいと思いました。
一番面白かったのは、光源氏が和歌を詠むところや抹茶のスイーツに感動する場面で、現代で生きることに楽しさを覚えてしまったら、元の世界へ帰りたくなくなってしまうだろうなと思いました。
逆に沙織が平安時代にタイムスリップしてしまう場面も見てみたいです。
タイムスリップ系のお話はなかなか現実的ではないので非日常の話で面白かったです。日常的に起こっている話だと逮捕されるのに、それが許されたりと、許されなくてもそれがイケメンだから許される。異性が気になりだした男性にとっては夢のような羨ましさがあると思います。光源氏訳の千葉雄大も可愛い系男子で女性からもそういう男だからありだと非日常を許せるのでしょうね。タイムスリップしてきた光源氏が現代の社会を見て困惑し、感動する姿が面白い作品です。
ドラマは全て撮り溜めて、毎晩夜な夜な見るのが好きなOL。
昔から生粋の石原さとみファン!校閲ガールのさとみちゃんは神でした…♡
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