ロックバンド”悲しみの向こう側”は、日本最大級の音楽フェス「電撃ロックFes」の公募枠に挑戦するべく、4人で同時にエントリーボタンを押そうと集まっていた。が、メンバーの1人・コバ(吉田健悟)が来ない。苛立つシズマ(藤井流星)のもとに、コバが入院したと連絡が入る。急いで病院へ向かうと、足を骨折し車椅子に座るコバの姿が……。
メンバーのひとりであるコバが仕事中に事故で足に怪我を負い入院先の病院で看護師となって働いている初恋の女性と運命の再会を果たす。この機会を逃したくないと思ったコバは積極的にアプローチして現在彼氏はいないが元カレと別れてしまったという。しかも別れた理由が現実味のない夢を追い続けている彼にうんざりして別れたという。それを聞いたコバは音楽活動をしていることを隠しとっさにサラリーマンをしていると嘘をつく見栄を張って自分をよく見せる姿は自分にも共感できたし、面白かった。
(10代・男性)
ドラムのコバが足の骨を折って入院した。メンバーは見舞いに走るのだがずいぶんと元気な様子。そんな怪我をしたドラムだが、想いをよせる看護師がいるのだった。彼女には見栄をはってバンドをやっているとは口にせずサラリーマン、しかも商社マンと言ってしまう。そんな彼にリーダーとして許し難いものがあった「何で嘘をつく」「バンドが恥かしいのか」と。よくあるエピソードのはじまりです。一方メンバーは乗り気、バンドの為のかけもちバイトだったことも分かって、メンバー一丸となって恋愛大作戦を敢行する。告白は成功したが彼女の元彼への思いが自分にダブり、彼女を元彼に向かって焚きつけてしまった。メンバーはまたここでまとまった。いい話すぎる、良いヤツすぎるがただこういった話はオチは予想できていました、このオチはバンド名にある「悲しみの向こう側」ですから。
(50代・男性)
いくらメンバーがコバを必要としていても、何もできていないと悩むコバの気持ちもすごくわかる。そして会社員だと嘘をついてしまう気持ちもわかる。でもそれはどんどん自分を苦しめ、追い詰めている気がした。告白するときカンペを使っていたのはおもしろかった。悲しみの向こう側のメンバーがやることはいつもクスッと笑ってしまう。コバは人の気持ちを考えられる優しい人だと思った。元カレに未練があると気づいて背中を押す姿は素晴らしかった。
(20代・女性)
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